archives

【archive】白河カケル食堂vol.4~蒟蒻屋がつくる、珠玉の白河おでん~

白河カケル食堂、4回目を開催しました。
今年度最後の食堂は白河でオシャレな蒟蒻屋を営む「大島屋蒟蒻店」のご夫婦に、自家製オリジナルおでんを振る舞っていただきました。蒟蒻には独自のこだわりを追求し、歴史深い伝統を守りながら新しい発想で作り続ける蒟蒻屋。白河に構える店舗の内装にも店主の世界観が広がる、まるで雑貨屋のようなオシャレなお店です。
今回は店主の吉島さんを囲みながら、吉島さんワールド全開で様々なお話をしていただきました。会場にお越しいただいたお客さんからもおでん美味しい!という声をたくさんいただきながら、吉島さんの話を楽しそうに聞いていらっしゃいました。またお客さん同士の交流も多く生まれ、会場全体が終始和やかな空気に包まれた回となりました。

大島屋蒟蒻店

  • 創業200年
  • 現在の店主・吉島祐輔さんは8代目
  • 平成27年に大島屋蒟蒻店(ショップ)をオープン
  • 蒟蒻に使われる原材料にこだわり、蒟蒻芋は福島県矢祭町の 在来蒟蒻芋(和玉) を使用し、蒟蒻粉は国産特蒟蒻粉のみを使用している
  • 市内の高校とも連携し様々な活動を実施されている

蒟蒻の魅力

大島屋蒟蒻店さんの蒟蒻は、まるで蒟蒻が主役であるかのようなプリっとしっかりとした弾力のある食感の蒟蒻。また色んな種類の蒟蒻を取り揃えており、つい試してみたくなる美味しそうな蒟蒻の数々。
実に一つ一つの商品にこだわりと想いが込められているため、話を聞くだけでもとても面白いです。
また季節によってオススメの蒟蒻があり、夏は冷えたところてんが食べたくなる季節、冬は味を染みこませた玉こんにゃくが食べたくなる季節。蒟蒻で旬を感じられるのも、蒟蒻屋ならではの魅力です。

雑貨屋さんのようなお店

店主の吉島さんは、店内の内装にもとてもこだわっています。外から見るとほんのり温かな明かりが灯されている下町の長屋の雰囲気を残したホッとする外観。中に入ってみると、あれ?ここは蒟蒻屋さん?とつい疑ってしまうようなオシャレな家具や壁掛け、小物などが置かれていました。そして、お店の奥から何やらオシャレな帽子と眼鏡をかけた店主の吉島さんが出迎えてくれます。蒟蒻の商品の説明をしてくださるほか、店内の内装についても色々な面白い話をしてくださり、つい聞き入ってしまいます。それはまさに、店主・吉島さんワールドそのもの。

地域内外との繋がり

これまでも様々な新しいことに挑戦し続けてきた吉島さん。お話を伺った際に、白河市や近隣地域、また一期一会で出会う様々な繋がりを大切にされていることを感じました。この人と、この企業さんとこんなことを一緒にしたら面白いんじゃないか?といった発想の視点を常に持たれていて、そんな話をされる吉島さんの目はとてもキラキラとされていました。また地域を超えて、外から来る人の視点や考えも積極的に受け入れ独自のやり方で挑戦していく、面白くカッコいい蒟蒻屋さんです。

ぶれない軸と強さ

大島屋蒟蒻店の吉島さんご夫婦はとても パワフルで 心の温かいお二人でした。お二人の世界観で周りの人を包んでくださるような明るいお二人。EMANONでもこれまで色々な関わりを持ち、お世話になっています。今回イベントのお誘いをした際も快く受け入れてくださり、イベント時も店主の吉島さんが終始会場の場を回してくださり、奥様にとっても美味しい自家製おでんを作ってくださいました。最強タッグのお二人にお客さんも自然と引き込まれていました。

「大島屋蒟蒻店」
公式HP: https://ooshimaya.com/
Facebook: https://www.facebook.com/ooshimakonnyaku/
Instagram: https://www.instagram.com/ooshimaya_konnyakuten/
Twitter: https://twitter.com/ooshimayakonjac?s