一般社団法人 未来の準備室は、石川町より令和4年度【福島県立石川高等学校高校魅力化推進事業】を受託したことをお知らせします。
石川町内に所在する福島県立石川高等学校は、石川郡内唯一の県立高校として、長年に渡り地域における中等教育の機会提供を行なってきました。過疎化・少子高齢化の進行を背景に、福島県内では県立高等学校改革が実施され、県立石川高校においても、令和6年度から募集定員削減による1クラス化が予定されています。クラス数減という環境の変化があっても、県立石川高校の持続可能性を担保することは、郡部や中山間地域での中等教育の機会確保、ひいては地域の自治・産業・文化・環境の担い手を育成することに直結するものです。
コミュニティ・カフェ EMANONでの実践をはじめとして、10代の地域の居場所や地域探究学習、キャリア教育を支援してきた一般社団法人 未来の準備室は、この事業を通じて、県立石川高等学校・石川町が抱える教育課題を協働的・創造的に解決したいと考えています。生徒や先生方はもちろん、地域住民の方と一緒に、県立石川高等学校の魅力化を図ることで、その持続可能性の最大化に取り組みます。
”石川高校魅力化”プロジェクトを推進するにあたり、高校魅力化コーディネーターとして、弊団体職員の増成育恵が着任したことを併せてお知らせします。
石川郡玉川村の地域おこし協力隊や観光協会職員として、地域活性化に従事した経験を活かして、地域の魅力と課題を高校生・高校と共に考えていきます。
高校魅力化、探究・マイプロジェクト、コミュニティスクール、社会教育、中山間地域振興、関係人口など、さまざまな文脈が関わるこのプロジェクト、皆様のご理解・ご協力をいただければ幸いです。どうぞ、よろしくお願いします。
▼県内・町内メディアに着任をご紹介いただきました。ありがとうございます。