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【archive】西郷村川谷地区 移住促進交流イベント 実施

2021年7月~10月にかけて、未来の準備室として以前より関りを持つ「西郷村川谷地区」の地域の方とともに関係人口創出に向けたセミナーを、オンラインとオフラインの2回実施させていただきました。
9月に実施した1回目のオンラインセミナーでは約30名ほどの県内外の方にご参加いただき、10月に実施した2回目のセミナーは東京の千代田区にある「認定NPO法人ふるさと回帰支援センター」にて実施し約10名の方にご参加いただきました。
その後、イベントに参加いただいた数名の方と川谷地区で10/23に行なわれた「ハロウィンイベント」に一緒に参加しました。

本事業は、福島県主催の「民間団体と連携した移住促進交流イベント」等の実施を未来の準備室で請け負い実施した事業です。
事業の目的は、首都圏をはじめとした福島県外在住の20代~30代の現役世代を対象に、福島県での多様な関わりの入り口やチャレンジできる場としての可能性を通して県内で暮らすことの魅力を伝えるべく、セミナーという形で地域団体と連携し福島県の関係人口の拡大や移住定住の促進を図ることです。

私たちは、以前より白河市の隣町「西郷村川谷地区」で活動される地域の方とご縁があり昨年度までの「関係人口創出事業」にても一緒に何度か活動をしておりました。
その後も個人的にも何度も地域に足を運び、若い世代がもっとこの地域にかかわるきっかけを作っていきたい、また特産品であるジャガイモをもっと多くの人に知ってほしい、という想いを持っていることを一緒に考えていました。しかし、上手く発信する手法がわからずなかなか手を打てていない現状がありました。

その間にも、どんどんと川谷地区の農家の高齢化が進み、ジャガイモを生産する農家さんも現在約10名いらっしゃいますが、減ってきている現状がありました。「90歳を超えた○○さんが、今年で農業を辞めるって…」

でも、川谷のジャガイモは、誰が食べても「美味しい」と言える、本当に美味しいジャガイモ。未来の準備室のスタッフ那須は、ジャガイモなんてどれも一緒だとずっと思っていた東京出身の女子でしたが、いただいたジャガイモをほんの少し味付け調理し食べた瞬間、「え、うま」と思わず自然と声が出てました。

このジャガイモを育てている川谷地区、他にもルバーブを育てる農家さん、福島県を代表する酪王牛乳の牛を飼育する大きな牧場「雪割牧場」もある地域。牛の肥料のため大量に毎年育てられるトウモロコシ畑。知れば知るほど魅力あふれていて、この地域を知らずに「田舎に住んでみたい」と思ってる人がいるなら、もったいない。
そう、スタッフ那須は思いました。