archives

【archive】白河カケル食堂、全4回開催

こんにちは!エマノンスタッフの那須です!

今年6月から全4回、コミュニティ・カフェEMANONで「白河カケル食堂」を月に1度開催しました。このイベントは、主催するエマノンスタッフの那須が1月から白河に移住して「友達ができないな…」と感じていたことが企画したきっかけでした。
そこから、大学時代に東京で活動していた「きっかけ食堂」という東北のつながりのある地域の生産者さんの食材を直接仕入れて自分たちで調理し提供する月に一度の東北酒場、を白河でも開催したいという想いをかけ合わせ「白河カケル食堂」の開催に至りました。

もっと移住者が白河で人と関われる機会を増やすには?、白河で活動する面白い生産者を白河に住んでいる人って実はあまり知らないのかも、といった疑問が、私が数か月間白河に住んでいる中で感じたことでした。

初回は、白河市本町から徒歩数分にある「ヤマボシ醤油」さんをゲストに、第1回目の「白河カケル食堂vol.1~白河の醤油が美味しい~」を開催しました。
ゲストにお越しいただくヤマボシ醬油のご夫婦に取材をしに行くや否や、とっても明るく元気なお二人が蔵の中をとても丁寧に案内しながら教えてくれました。なかなか蔵の中を見学する機会もないので、私自身とても貴重な経験の連続でした。そこから、醤油の魅力を引き立たせながらお客さんに魅力をどう伝えるのが良いかと考え、当日はご家族総出で来ていただき、息子さんにお店の歴史や醤油の作られ方などを熱弁いただき、また途中からはご主人がお客さんからの質問にも丁寧にお答えいただき、醤油の魅力や作られ方を熱弁していただきました。
醤油に合うメニューで料理を提供し、醤油の食べ比べなどもしました!

2回目の食堂は、白河市のトマトを中心にその他さまざまな野菜やお米を作られている「関谷農園」の関谷さんにゲストでお越しいただきました。震災後は県外へご自身の育てた野菜等を出張販売し、消費者と直接会話したことで、震災前までは顔も名も分からない遠くの人のために数多くの農産物を生産されていたが、現在は目の前にいる人のために作っているという話をお聞きしました。
当日のイベントは居酒屋さんっぽく囲った席で行ない、関谷さんのつい引き込まれるエピソードをお話いただきながら野菜を存分に取り扱った料理を楽しみました。実はあまり知られていない野菜の面白エピソード、関谷さん自身のこれまで、お客さんとの交流など関谷さんワールドで温かく包まれるイベントとなりました。
当日、トマトが苦手な参加者が関谷さんのトマトで食べられるようになった!という声もありました!

3回目は「北條農園」さんをゲストに、スペシャルフルーツプレートのお茶会を開催!
白河市内で50品種以上の果物を生産されているとても大きな農園。ご家族で経営されており、取材や見学も快く受け入れてくださいました。当日のイベントでは旬の果物のりんご、梨、シャインマスカットを中心に生の果物の食べ比べをしたり、果物を使ったお菓子をプレートにし提供しました。ゲストにお越しいただいた園主の北條雄三さんは、果物に関しての愛情が人一倍強く、品種ごとの味の違いや育て方などにはお話が止まらないほど。イベント内では、農園の歴史や育てられている果物のこと、またご家族での経営でのご家族とのエピソードなど、聞けば聞くほど深ぼりたくなるお話をたくさんしてくださました。また初めて聞く人にとっても新鮮でとても興味深い話で参加者の皆さんも釘付けで聞いていらっしゃいました。
プレートは参加者からも大好評!提供した際に、「すごい!」というお声も多数いただきスタッフも嬉しくつい笑みがこぼれました。プレートは、我らがEMANONのシェフが1から作った絶品スイーツ。そりゃ美味しいに決まってる!!
普段、生産された果物は自営の直売所でも販売されているため、ぜひ買って味わってみていただきたいです。

最終会となる4回目は、白河のオシャレな蒟蒻屋「大島屋蒟蒻店」さんのおでん食堂でした!
なんと、蒟蒻屋のご夫婦が自家製のおでんをエマノンで振る舞ってくださいました。ご夫婦2人の絶妙に息ピッタリの連携により、大島屋ワールドで包み込まれた、笑い声と笑顔溢れる素敵な時間となりました。
白河市の天神町にたたずむ、窓からお店の温かい電気が灯るお店。店内はまるで美術館と思ってしまうようなオシャレな装飾のあるこだわり抜かれた蒟蒻屋さん。もちろん蒟蒻1つ1つにもしっかりとこだわって作られています。
来年5月をめどにお店を新しくリニューアルする予定で、そこではおでんの提供も検討しているそう。今回のイベントはそのプレオープンという意味も兼ねて大島屋さんを中心に囲みながらおでんとお酒をしっぽり楽しみ、お話会にしました!
おでんは、もう一口入れた瞬間「うまっ!」と声が出てしまう美味しさ。おかわりする人もいてあっという間に準備いただいたおでんは完食。そして当日は、白河に移住して間もない人と、白河でこれまで活発に面白い活動をしてきた人とが入り交じり、新たな交流が生まれていました。
参加者からはまた定期的にこういう集まりをしたい、といった声もいただきました。

4回の食堂を終えて、最初は生産者さんの魅力をどう伝えられるか、お客さんをどのように集めるか、日々試行錯誤することで必死だった自分でした。でも、イベントを積み重ねるごとにこういう白河の生産者さんと出会う機会があったら楽しいと言ってくださる人、交流する機会があることは嬉しいと言ってくださる人がいて、このような場を求めている人がいるんだということに気づけました。
私自身が一番、求めていた場に共感してくれる人が一人、二人と増えていくことがとても嬉しくやって良かったと思えました。きっと今後も白河には必要な場であると思います。
今回で白河カケル食堂は終了しますが、またエマノンでもエマノンじゃない場所でも開催したいと思います。