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高校生進学相談カフェにインターン生、櫻井が行ってみた

(本記事は未来の準備室noteからの転載です)

初めまして、インターン生の櫻井です。

皆さん、こんにちは。インターン生の櫻井奈菜です。白河旭高校卒で、現在は東北学院大学教養学部地域構想学科の2年生です。私は普段、地域問題の解決に向けた学びをしています。そのため白河市の課題解決に取り組んでいる、コミュニティ・カフェ エマノン で1週間インターン生として活動しています。今回「高校生のための進学相談カフェ」に大学生側として参加させて頂きました。その内容や様子について話していきたいと思います。

高校生進学相談カフェとは

Shirakawa Week 2019のイベントの1つである、「高校生のための進学相談カフェ」が、8月18日、19日の2日間に渡って開催されました。福島県白河市では、大学や短大がありません。大学進学を考えている高校生にとって、ロールモデルとなる大学生の姿もありません。
大学で何をするのか、どんな生活を送っているのかなど、高校生はイメージしづらい 現状があります。 そこで今回、白河出身の大学生やコミュニティ・カフェ エマノンと関わりのある大学生がエマノンに集結。大学生たちの進路選択や勉強方法、大学生活の実情を、高校生に伝えました。また、今の高校生の悩みに大学生が耳を傾け、一緒に悩みや進路について考えました。今回、高校生と中学生、その保護者の方に参加していただきました。

イベントの様子はこんな感じでした!

 19日は16時30分からスタート。まずは緊張を解くために、お互いの顔と名前を覚えるためのアイスブレイクをしました。参加者は「積み木自己紹介」にチャレンジ。自分の前にいた人たちの名前を積み木のように繋げていくというアイスブレイクでした。

「積み木自己紹介」は全員の名前を覚えなくては成り立ちません。お互いの間違いを笑いあったりして、やわらかい場の雰囲気ができあがりました。

その後、中学生・高校生が、それぞれ抱えている悩みを全体に共有してくれました 。中・高校生からは、「学校終了後はどんな時間の使い方をしていましたか。」や「成績が伸び悩んだ時、壁にぶつかった時どうしてましたか。」など、様々な悩みが共有されました。


それを踏まえて5人の大学生が、自分の高校生時代の話や大学生活について紙芝居形式で紹介しました。大学生は、過去の経験から高校生に伝えたいことを、メッセージにして伝えました。

白河高校卒 の東大生、冨井さんから「困難は分割せよ」という言葉がありました。模試で点数が悪かった時は、何故出来なかったのか、じゃあそれを解決するには何をすべきかなど、問題点を1個1個細かく分析し、解決策を見出していたようです。またセンター利用推薦入試を使って新潟大学に進学した金澤さんからは、「色んなことに挑戦するべき。」とのメッセージが。高校時代に取り組んでいたライター活動が推薦時の小論文に役立ったと話して、挑戦することの大切さを語りました。

実際の大学生活については、青山学院大の鈴木さんから「1年生のうちは高校時と同じような授業が多く、専門的な内容は2年生になってから」と話してくれました。「色んな業種のバイトをしています。」といったアルバイトに関すること、「東大生はか弱いイメージを持たれやすいから、少林寺拳法部に入りました。」のようなサークルに関することも共有されました。

アドバイスばかりではなく、大学生からも「進路選択の幅が広がって、将来やりたいことが決まらない。」など、赤裸々な悩みが挙げられました。

5人の大学生の話を聞いている中・高校生は、頷きながら真剣に聞いている様子が窺えました。全体での質問タイムでは、最初に挙げてくれた質問に対して、大学生からの具体的な回答がありました。「学校終了後はどんな時間の使い方をしていましたか。」に対して、冨井さんからは「学校が終わったら図書館に行き、一度家に帰って夕飯を食べたら、また図書館に行っていました。」とのコメント。高校時代に運動部に所属していた金澤さんからは、「部活をしていたので家に帰って夕飯食べたりテレビ見ていたら寝る時間になっていました。なので移動時間などの朝の時間を使って勉強をしていました。」という回答でした。

「成績が伸び悩んだ時、壁にぶつかった時どうしてましたか。」という質問には、冨井さんからの「困難は分割せよ」というメッセージに加えて、中央大学通信制の佐藤さんから、「模試の結果を見ると自分が出来ていない部分が分かるので、自己分析をして次に進む方が良いと思います。」という自己分析の大切さを伝えるメッセージも。

残りの時間は個別相談の時間。自分が相談したい大学生に声をかけ、一緒に考える時間を設けました。ここでは個人的な悩みや、全体の質問を聞いての新たな質問、全体では聞きづらいことを大学生に質問していました。予定していた終了時間を超えても、高校生と大学生がお話を続ける様子が見られ、お互いにとって名残り惜しいまま、イベントは終了しました。

イベントに行ってみた感想

今回進学相談カフェに参加してみて私が感じた ことは、大学生の姿をイメージ出来ない高校生にとって、このような機会があることはとても貴重だと感じました。私が高校生の時はオープンキャンパスでしか大学生について知る機会はありませんでした。その他には、部活の先輩に聞く以外、情報を知る手段が限られていました。今回のイベントは、学部や所在地、国公立私立の別など、様々な属性の大学生と面と向かって話せる機会でした。オープンキャンパスでは個人的なことは聞けず、部活の先輩では属性が限られてしまいます。しかし今回は、身近な先輩でもあり様々な属性の大学生に相談できるイベントだったと思います。

より具体的な話が出来たのではないかと思いました。またこのイベントを通じて連絡先の交換をし、今後も相談が出来る準備ができたので、中・高校生のメリットは大きかったと思います。今後も高校生と大学生が関われるような機会を増やしていくことで、学生同士のコミュニティが広がり、大学のないまちの高校生が「大学生」をより具体的にイメージ出来ると思います。

実際に参加した高校生からは、「温かい先輩方に囲まれて色んな話を聞く事ができ、物凄く為になりました。どうやって受かったのかや大学生活、就職についても聞く事が出来て良かったです。参加者の質問に対して丁寧に答えてくださって、とても嬉しかったです。この進学相談カフェに参加して本当に良かったです。」 とのご感想を頂きました。

実際に参加した高校生にとっても大学生にとっても大学生の姿や自分の進路、将来について考えられたイベントになったかと思います。これからも大学のないまち福島白河のための活動をしていけたらと思います。